小型犬の中でも小さなチワワ。よく脱臼をしやすいと言われますが、うちの子も膝蓋骨脱臼になりました。以降、再発防止のために対策をしたので、これからチワワを家に迎えようとお考えの方や、脱臼しやすい犬種を飼ってらっしゃる方は、参考になさってみてください。
まとめの欄にうちの子が使って効果があったサプリメントもご紹介しています。
目次
チワワのキースが膝蓋骨脱臼に!
今から5年ほど前の夏に、三男のキース(チワワ♂)が7歳で『キャン!』と甲高い鳴き声を発しました。左の後ろ足を上げて、かばいながら歩いています。普段とは明らかに違うので心配になりました。
いつも元気よくソファに駆け上がって、奥さんの側に横たわり休むのに、その日はソファに上がりません。気になり病院へ。
先生は入念にキースの体を触診し、何度かキースの後ろ足をユックリと屈伸させます。『脱臼ですね。今は膝のお皿が戻っていますが、また皿がズレたりしてしまうでしょう。』と言われました。『キースちゃんのような小型で華奢な体つきの犬種は膝蓋骨脱臼しやすいです。重度では無いので、手術する程まででは無いですが、床で滑らないようにカーペットを敷いたり、肉球の間の毛も小まめにカットしてあげてください。』
手術するまででも無いにせよ悪化しないようにしなくては!
脱臼を再発しにくくさせるための対策!!
・ダイエット
その頃のキースは体重が5kgを超えて肥満気味でした。ですのでダイエットするため、食事を変えました。うちでは、朝晩の2回 食事を与えているのですが、昼は奥さんの作った手作りのダイエット食にしました。
○寒天
量を食べてもカロリーが低く満腹感が湧くように寒天を食事に混ぜます。
○すりごま
セサミンや食物繊維など栄養素が摂れるのでゴマを擦ったものを与えました。
○野菜(りんご、さつまいも、にんじん)
食物繊維が豊富なので細かく砕いて混ぜます。
○veggichop ベジチョップ (Amazonや東急ハンズで購入できます。)
りんごや人参をワンちゃん達が、食べられるよう細かくカットするのに 重宝したのがこれです!
ミキサーだと、細かくなりすぎたりして、ちょうど良い大きさにカットするのが毎回困難でした。
すり鉢も使いましたが、このベジチョップが一番でした。カットしたあとは、付属のフタをして冷蔵庫で保存できます。
○おから
腸内の善玉菌を増やしたり腹持ちが良いのでgood。フライパンで炒って振りかけます。
滑り止めタイルマット
フローリングの床は、滑りやすいのでタイル式のカーペットを敷き、滑り止め対策。
約30cm角なので汚れた部分のカーペットだけを剥がして洗濯できます。陰干ししてまた使用可能です。
ペット用スロープ
また、ソファやベッドなどの段差がある場所への上り下りも腰や関節に負担をかけます。最初から上らないように躾けるのが一番良いですが、スロープや階段のような踏み台を設けるなど工夫をしてください。
・肉球の周りの毛をカットするバリカン
肉球の周りの毛が伸びると勢いよく走っていたら滑ります!バリカンでこまめにカットしましょう。
・加齢に伴い段差のある場所では、人が介助をする。
日頃からの行動を観察
ダックスフンドのビリーやジュエルは、階段を一段づつゆっくりと登るのですが、キースは、階段などをのぼる時に最後の段まで、手前の数段から一気に勢いを付けて登ります。
見ている側からすると、かなり膝に負担をかけています。
なので、散歩から帰ってくると玄関のドアまである階段は、駆け上がることをさせず、抱っこしてあげるなど注意しています。
膝蓋骨脱臼対策エクササイズ
お医者さんへ診察に行った時に触診で見られたのが後ろ足の屈伸です。この動作をエクササイズとして1日30回を目安に行っています。
ゆっくりと優しく曲げ伸ばしを繰り返します。
◎膝と内側の太ももを手のひらで、包むように持ちユックリ優しく曲げて →
◎画像では分かりにくいですが、足を後ろに向かってユックリ優しく伸ばします。
YouTubeでの解説はこちら
まとめ
病院で勧められたサプリメントを服用し始めたら調子が良いのでここで紹介させていただきます。
それが、グルコサミン&コンドロイチン配合の『コセクイン』45カプセルです。
うちの子の場合は、ご飯の時にカプセルを開けパウダーをそのままふりかけて与えています。
↓その他にペット用のいろんなサプリメントをご紹介していますので、よろしければご覧ください。↓
去勢・避妊手術のあとは、体重が増えやすくなります。日頃の食事に注意し、肥満傾向にある愛犬には減量に向けたダイエット食が大切ですので、早めの対策をおすすめします。
あとは、ワンちゃんの行動範囲のフローリング床には、滑り止めのタイルマットを敷いて滑りにくくし、足腰への負担を減らすようにしてください。
あとは、毎日のエクササイズやマッサージをしてあげてください。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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