突然ですが、ワンちゃんを飼っていらしゃる方、愛犬は肥満傾向ではないですか?
うちの子達は以前、お医者さんから『太ってきていますね。』と言われました。そこで、ダイエット食に切り替えたのです。結果!大きな差が出た子では、約1kgのダイエットに成功しました。人間の1kgは大したこと無いですが、小型犬の1kgは凄いことです。
そこで、太りにくい食事を記事にしてみました。今から犬を飼ってみようかと検討中の方も、参考になれば幸いです。
目次
肥満は万病の元です!
最初の画像は、ダイエットに成功した時のビリーです。腰がクビれてるでしょ?
犬も人間と同じで、全体的にも太ってきますが、見た目で違うところが腰つきです。腰のくびれが無い子は要注意です!
太ると体に良いことは、ありません。ワンちゃんは、肥満によって様々な病気の原因の一つになります。例えば、代表的なのが糖尿病。それが原因で白内障や多臓器不全、膵炎など。
内臓の疾患以外にも、関節炎・ヘルニア・膝蓋骨脱臼などにも影響があります。
去勢・避妊手術後に太った
いつもと同じフードをあげていたのに、なぜ急に太ったのかな?病院の先生は『去勢手術したワンちゃんは太りやすくなります。』と言われました。
毎日 一緒に生活して見ているから分からなかったけど、確かに去勢してから太りました。そこで、教えられたのが『毎日、ワンちゃん達の体重を測ってください。ジッとしていないでしょうから、家族の誰かが抱っこして測って、抱っこしない時の体重を引いてください。そうしたらワンちゃんの体重が分かります。』
あ、なるほど💡そこで、毎日、体重測定しました。
(避妊手術後のジュエル。全体的に太くなりましたが、こっ、腰が💧)
今までの食生活を変えてみました
それまでは、1日2回普通のドッグフードや、トイレが上手に出来た時に、卵ボーロ等のオヤツを与えていました。
それを、昼は奥さんの自家製ご飯。夜は、ドッグフードをダイエットに特化した物に変えました。
手作りご飯の材料
昼の食事は、手作りご飯です。
まず、りんご・にんじん・さつまいもの3点を細かくします。最初は包丁で切っていましたが、結構な手間がかかるのでミキサーなど使ったりしましたが、一番感じよく細かくカットできたのが、下の画像にある『スピードみじん切り器』です。東急ハンズやAmazonで購入できます。
細かく砕いた物の中に、寒天や鶏のササミ、犬用の無塩煮干しなど入れます。(下記参照ください。)
必要なモノ
• 鶏のササミ 20g • キャベツ 10g
• にんじん 20g • すりゴマ 5g
• さつまいも 10g • おから 30g
• りんご 10g • 寒天 20g
• 無塩煮干し 20g • ドッグフード10g
• オリーブオイル 2g
ダイエットタイプのドッグフード
夜のご飯は、ヒルズのサイエンスダイエットです。今までの、食いつきの良かったドライタイプから変更しました。犬も飽きるので、ウエットタイプも併用します。
ドッグフードは正しい量を与えましょう。
例えば、我が家で与えているウエットタイプの缶裏面に記載されている、ドライフードと混ぜた1日の給餌量です。※1日2回に分けて与える場合は1回に半分量となります。
体重 | ドライ+本品 |
5kg | 55g+1/2缶 |
10kg | 115g+2/1 |
15kg | 130g+1缶 |
25kg | 230g+1缶 |
病院の先生にも言われましたが、最近のフードは良くできていますので時給量を間違えずに与えれば大丈夫です、とのこと。
そうですね、フードのサイトを見ても年齢や犬種に合わせて工夫されているのが解ります。
おやつも変えてみましょう
ご飯だけ変えるのではなくて、おやつも今のままで良いのか考えました。
・ご褒美用のおやつ
それまでは、トイレが上手に出来た時などは、たまごボーロなどあげていましたが、先生は子供の頃までにして、成犬になれば たまごボーロから卒業して他の物を与えてください。はて…、どうしたら良い物か…。
いまは、ドライフードや糖質の低いさつまいものオヤツ、キャベツをあげています。
・普段のおやつ
ご飯とご飯の間に与えるのは、歯磨きも兼ねたササミ巻きガム。食後には、デンタルケア用のガム。
食事はいい感じ。では、運動も頑張りましょう!
ダイエット食を作るのは少し大変かもしれませんが、愛犬がスマートになるんだったら頑張れますね。ただ、食事だけでは痩せません。
運動もしっかりしましょう。散歩は、いままでの距離を少しづつ伸ばして、運動量を増やしてください。急に距離を増やすと、負担になり関節など痛めかねません。
自宅でもたくさん遊んであげてください。運動をさせたらダイエットもできるし、よく寝てくれます。
散歩については こちらをどうぞ
-
愛犬と楽しいお散歩、マナーや持ち物・グッズ【6選】
ほとんどの犬は、大型・小型問わず運動やストレス発散のために散歩が必要です。愛する家族と散歩する時間は楽しく大切な時間ですね。 そんな楽しい時間をマナーを守って、もっと素晴らしいひとときにしましよう。 ...
続きを見る
シニアになると代謝が減るので…
先ほどの手作り食が功を奏してダイエットに成功した!!…のですが…。
数年すると、体重が増え始めました。んっ!?なんで??普段と変わってないのに。
お医者さんに言われたのが、『年をとってシニア期に入ると、新陳代謝も減って来ますので、さつまいもや、リンゴなどは糖分もありますし太る原因になりえます。ササミもいいんですが、食事に入れるのは量的に多いようです。』です。
なので、さつまいもやリンゴ、にんじんは毎日の食事から外しました。
ポイント
さつまいも、リンゴ、にんじんを無くす → キャベツや寒天を増やす
ササミは食事に入れず、おやつに少量与える。
ドッグフードも年齢に合った物を与えましょう。7歳からのとか11歳からのとか書いてあります。
まとめ
最後になりますが、くれぐれも無理なダイエットは、ワンちゃんを危険にさらしますので絶対にやめてください。体重に合わせて徐々に量を調整するなどして、微調整を都度おこなってください。
ダイエットは必要ですが、ワンちゃんがストレスになってしまうと健康の為のダイエットが意味なくなってしまいます。
また、自信がない時は病院の医師と相談しながら行うのも良いでしょう。
お分かりだと思いますが、人間の食事を与えるのはやめましょう。人は食べられる物の中には、犬が食べてしまうと中毒症状を起こす物もたくさんあります。また、犬には塩分等が多すぎます。
1日でも長く一緒に暮らせるように、考えるのも飼い主さんの責任ですね。
最後まで読んでいただいて ありがとうございました。
ワンちゃん・猫ちゃんのサプリはこちらをどうぞ↓
-
【愛犬に健康でいてほしい】ペットのサプリメント【2021年オススメ】
愛犬といつまでも健康で幸せに暮らしたいと、飼い主さんだったら誰もが思うことですよね。 そんなワンちゃんの健康を支えるのはバランスの取れた良質な食事と適度な運動が必要です。犬を飼っていらっしゃるかたなら ...
続きを見る