ゴールデンハムスターの寿命や飼い方、ケージなど

ハムスターの中でも飼いやすいとされるゴールデンハムスター。

この記事では、ゴールデンハムスターの性格や寿命、飼い方などをご紹介します。

ゴールデンハムスターの性格

ハムスターの中でも攻撃性は少なく穏やかな性格で人懐っこい性格です。警戒心が強く臆病なので、初めは急に触れたりせず、餌を手であげたりしながらスキンシップを取りながら慣らしていきましょう。

ゴールデンハムスターは他の小型のハムスターよりも若干 頭が良い方です。トイレを覚えたり飼い主さんの事を認識してくれます。

ゴールデンハムスターの寿命

ゴールデンハムスターの寿命は約2,5歳〜3歳。短い時間で、もたくさんの幸せな思い出を作っていきましょう。ハムスターは種類によっての寿命の差は殆どありません。人の30倍の速さで歳をとります。１歳半から２歳くらいより老化が始まります。

キース

僕たちの４〜５分の１程しか生きられないんだね。

その分、たくさん可愛がってあげて欲しいね

ジュエル

ゴールデンハムスターの歴史

ゴールデンハムスターは1930年、シリアのアレッポで１匹のメスと１１匹の子供が発見され、その子供たちが大学に送られ繁殖に成功したそうです。この子達が現在のゴールデンハムスターの起源とされています。

ゴールデンハムスターの特徴

毛色のバリエーションは豊富で、白・茶、アプリコット・トリコロール・バイオレット・ホワイトなど様々です。

体調は16cm〜19cm。他のハムスターから比べると大きくて どっしりしています。

ゴールデンハムスターの飼い方

小動物の中でもゴールデンハムスターは飼育がしやすく、飼育スペースも少なくて済むので飼いやすいでしょう。

温和な性格ですが、縄張り意識は非常に強く多頭飼いには向いていません。他にも飼いたいという場合は必ずケージは１匹づつ別々に飼育してください。同じケージで育てようとすると、餌の奪い合いなどでケンカをしたりして、最悪の場合は死んでしまう事もあります。

また、ケージから出す時も１匹出す時は、他のゴールデンハムスターはケージに戻して同じ場所で合わせるのは禁物です。

ハムスターは、繁殖期間は一年中です。なのでオスとメスを一緒にすると、すぐに繁殖してしまうので注意が必要です。一度に生まれる数は約5〜17匹です。数が多い分、母乳が行き渡らない、育てきれないと判断した母親は弱っている子を咬み殺す事もありますので、早めに親と話す決断も必要です。また、たくさんの生まれてきた子供を飼い主さんが面倒みられるのか、慎重に判断し安易な繁殖は避けてください。

ゴールデンハムスターの飼育に必要なもの

１、ケージ　　　　安価なもだと２０００円ほどから販売されています。

２、回し車　　　　運動不足解消、ストレス軽減のために回し車は必要です。

３、給水ボトル　　水を飲むためのボトルです。

４、トイレ＆トイレ砂　　部屋の角にトイレをする習性があるので角に配置してあげてください。

５、床材　　　　　ケージの床に敷いてあげる物です。新聞紙をほ細く切って敷いてあげても良いです。

６、ヒーター　　　室内の適温は20〜26℃です。冬場などはヒーターを使って温度調整してください。

ゴールデンハムスター

ゴールデンハムスターの気をつけたい病気

・腫瘍

年齢を重ねるにつれ腫瘍の発症率は高くなります。原因としては遺伝的な物や外傷などがあります。ストレスなどによる免疫低下も原因の一つになります。飼育している環境を整え、掃除をしてストレスを与えないようにしましょう。

・下痢

下痢はハムスターにとって深刻な病気です。軟便や水溶性のものもあります。この水溶性の下痢の場合は１週間ほどで死に至る事もあります。原因んとしては、ストレスや食べ物、寄生虫、細菌など様々です。症状が出た場合は早急に病院で診察してもらってください。

・アレルギー性皮膚炎

名前の通りアレルギーにより起こる皮膚炎です。原因としては食べ物や床材やチップが体に合わないなど。杉などの針葉樹の床材はアレルギーを引き起こしやすいです。その子に合った床材を選んであげてください。

・ニキビダニ症

ニキビダニというダニが寄生して発症します。症状としては脱毛、皮膚にフケが付いているなど。治療は駆虫剤を用いて治療します。

まとめ

ハムスターの中でも飼いやすいゴールデンハムスター。他のハムスターよりも少し大きくポテッとした体つきが愛嬌たっぷりです。寿命が短い分大切に育て幸せな時間を共有しましょう。

この記事を読んでいただいてペットライフを楽しんでください。