鼻が低くガッチリした体系でひょこひょこと歩く姿が可愛らしいフレンチブルドッグ。愛嬌のある顔立ちが特徴的です。基本的には人懐こく甘えん坊です。人間のように いびきをかいたり、甘える時は喋っているような声を出す子もいたり個性的なフレンチブルの性格や寿命など見てみましょう。
目次
フレンチブルドッグの性格
フレンチブルドッグは人懐こく陽気です。非常に利口ですがブルドッグの頑固な一面もあります。
気に入った遊びは何度も要求します。いびきをかいたりしますが、普段はほとんど吠えず無駄に走り回る事も あまりありません。とても甘えたがりで人・家族が大好きなので抱っこされたり寄り添ったりすることに幸せを感じるようです。
フレンチブルドッグの寿命
平均寿命は10~12歳と比較的に短命で13歳まで生きられるのは珍しいそうです。ですが、現在のペットフードも良い製品がたくさんありますし、長生きできることは可能ですので体重管理・健康管理を積極的におこないましょう。
フレンチブルドッグの歴史
諸説ありますが18世紀ごろイギリス人がフランスに渡った時に一緒に連れて行ったブルドッグが元となりパグやテリアと交配して誕生したとされる。フランスでは大人気となった犬種です。
もともとは垂れ耳だったのですが、アメリカ人のブリーダーが交配を重ねて立ち耳へと改良したそうです。
無駄吠えの少ない犬種で、短毛種でケアもしやすい、運動量も少ないので日本でも人気があります。ただ、どの犬種にも言えますが肥満は、様々な病気に繋がりますので体重の管理は大切です。
フレンチブルドッグの特徴
体高は28~33cm、体重は11Kgが平均とされています。被毛はバリエーションが豊富で大きく分けて4種類。もっとも一般的なタイガーブリンドル(黒地に褐色が入る)、ブラックブリンドル(ほとんど黒の単色)、ブルーブリンドル(青みがかった灰色に褐色の斑点が入る)、クリーム(淡い色の単色)、フォーン(やや褐色で顔が黒くなる)、パイド(白地に黒の斑点が入る)、ハニーパイド(白地に褐色の斑点が入る)、ブルーパイド(白地に青みがかった灰色の斑点が入る)、ティッキングパイド(小さな斑点が一面に入る)、ブラウン(茶色の単色)、ブラック・タン(黒に茶色の斑点が入る)
フレンチブルドッグの飼い方
夏冬は特に体調管理が必要な犬種です。暑さ寒さに弱いので室内でエアコンをつけ温度調整が必要です。また、太りやすいので食事の管理も必要です。過度の運動はNGで散歩も長時間の必要はありません。
短毛できめ細かい毛が生えています。季節ごとに被毛が生え変わるので抜け毛が多い犬種です。こまめにブラッシンングすることをお勧めします。顔のシワに汚れが溜まりやすいので 日ごろから丁寧にケアして臭くなるのを防ぎましょう。
参考
フレブルに限らず短頭犬種は夏季の期間、飛行機に乗れないんです。ANAは乗ることが出来るようですが問題が起きても責任は負いませんとなります。また、ワンちゃんは通常、荷物扱いなので飼い主さんとは同乗できません。荷物と一緒の部屋で運ばれます。※海外の航空会社では体重やケージの大きさによって飼い主さんと同乗出来る所もあります。
かかりやすい病気
・難産
フレンチブルドッグの他、シーズー・チワワ・ペキニーズなど難産になりやすいとされます。
適度な運動をさせ、肥満を防ぎ筋肉を作り難産の予防に努めましょう。内科的治療はマッサージや、陣痛を促す薬を投与します。状態によりますが、外科手術では陰部切開、帝王切開となります。
・軟口蓋過長症
のどの上の肉が垂れ下がってきて気道を狭くなってしまいます。元気な時も いびきやフガフガという呼吸音はしますがゼイゼイという呼吸を頻繁にするようでしたらお医者さんに診てもらった方が良いでしょう。
先天性のものなので予防はできませんが、肥満になると呼吸ができにくくなりますので、体重の管理は大切です。外科的治療で軟口蓋を切除することがあります。
・鼻腔狭窄症
鼻の軟骨の強度が少なくなり呼吸時に鼻の内部が押され十分な呼吸ができなくなります。一定のリズムで大きないびきをかく場合は鼻腔狭窄症の可能性があります。
予防法は無いのですが、軟口蓋過長症と同じく肥満にならないように、体重を管理しましょう。また、過度な運動をさせずに熱中症にも気をつけましょう。
鼻腔狭窄症の治療は、レーザー治療が一般的です。レーザーだと、犬にとって熱によるダメージが少ないです。
・アレルギー性皮膚炎
食べ物のアレルギーは食餌性皮膚炎、花粉・ハウスダスト・ダニなど環境によるアレルギーの場合はアトピー性皮膚炎といいます。発症した場合は抗ヒスタミン剤や副腎皮質ホルモン剤などの投与などがあります。シャンプーなどもアレルギーに適したものを使用します。
まとめ
人や他の犬にも仲良くできる社交性の持ち主、フレンチブルドッグ。膝にのせて撫でるとうっとりした幸せな顔を見せ愛くるしいこと間違いなしです。利口なので小さな頃からしっかりと躾けたら最高のパートナーとなるでしょう。
犬を迎える準備は、こちらをどうぞ
-
犬を迎えるための準備【19アイテム】
最近、お家時間が増えてきてワンちゃんや猫ちゃんを飼う方が増えてきているそうです。 でも、初めて犬を飼うにしても必要なものは何を買っていいのか… そんな初めてワンちゃんを家族として迎え入れるために用意し ...
続きを見る