この記事では、我が家のアイドル犬ジュエルが乳腺腫瘍になって手術や経過について ご紹介していきます。結果からお話しますと、手術は成功しました。この病気を期に躊躇していた避妊手術(卵巣摘出)も行えました。今は、元気で暮らしています(笑)
目次
M・ダックスのジュエルが乳腺腫瘍に!!
去年2018年5月、いつものように散歩から帰って、足を洗って乾かしてブラッシングしながら体をボディチェック。…ん!?あれ、いくつかある乳房のうち2箇所の乳房で、しこりが…。触ってすぐに分かる硬さです。
いつものイオン動物病院 熱田で診察してもらいました。結果は、『乳腺腫瘍という乳房にできる腫瘍です。良性か悪性かは検査に出してみないと分からないので、検査結果が出るまで2〜3日お待ちください。いずれにせよ、良性でも他の乳房も腫瘍ができる可能性は多いので、これを期に摘出された方が良いですね。』と言われました。
ショックでした。唯一、我が家で女の子の愛犬だったので手術で体にメスを入れるなんて…他の3匹のオス達は去勢手術は若い時に終わっていました。ですが、前述と一緒で避妊手術はジュエルはおこなっていませんでした。それが、乳房を全部摘出するなんて!しかも、『一緒に卵巣を摘出しておきましょう。高齢ですし、妊娠させないのであれば。万一、あとあと卵巣がガンになってもいけないので。』
そうですよね、あらゆるリスクを排除するなら、乳房の全摘と卵巣摘出となりますよね…。かわいいジュエルの命の危険を少なくしてあげたい。手術をすることにしました。
腫瘍が良性か悪性か?結果が!!
検査結果が出る日が来ました。私は、仕事で大阪に居たため、奥さんが結果を聞きに病院へ。そして、電話がありました。『腫瘍は良性で、悪性のガンではなかったそうで、以前お話されたように良性であっても乳腺は摘出した方が良いとのこと。同時に避妊手術も。』ガンではなかったので一安心し、手術をしてもらうと決めました。
乳腺腫瘍の原因は…
先生のお話によると、乳腺腫瘍の原因は主に加齢によるホルモンの増加で、ジュエルのように避妊手術を受けていないメスのワンちゃんが多く発病するそうです。
加えると、生まれて初めての発情までに手術をしておいた方が良いそうで、発情期の回数が増えていけば増えるほど避妊手術による乳腺腫瘍の予防効果も下がっていくそうです。
メスのワンちゃんをお迎えするようなお考えの方は、生後 初めて来る発情期前に避妊手術をなさるのがベストでしょう。
手術は無事成功!!内容と入院
手術は無事成功したと奥さんから連絡がありました。手元に手術にかかる見積書があります。
診察、血液検査、全身麻酔に乳腺摘出手術、避妊手術、入院費など21の項目が記されています。かかった費用が135,000円とちょっと。ネットで調べたところ、費用は病院によって様々で5万円〜30万円と幅があるそうです。
私は、ビリーのヘルニア手術の苦い経験がありますので、あれ以降スグにペット保険に入りなおしました。現在、加入しているのはアイペット損害保険の《うちの子ライト》という種類で3日以上の入院を伴う手術の金額の90%を補償していただけるタイプに加入しています。
なので、病院では全額支払い、後ほど保険会社に請求の手続きをしました。実質13,500円ほどの支払いです。助かります。
3日後、奥さんが病院へ迎えに行ってくれて退院しました。いままで、入院の経験が無いジュエルは、退院後は異常なくらい夫婦どちらかか、キースにベッタリと くっ付いて離れなくなりました(汗)
術後の経過
手術後は抜糸する前の様子は痛々しい感じでしたが、特に痛がる様子もなく元気で過ごしていました。
抜糸の後も、若干乳房がある時と比べて違和感はありますが、今ではキレイになっていますし、元気です。
手術をした箇所は最初突っ張っているようでしたが、今では毛も生えてきて傷跡もどこなのか分からないくらいです。
普段から気をつけるようにしたこと
今回のように、私たちが見たり触ったりして、病気を発見することが出来るんだなぁーと思い、それからは普段から気をつけるようになったことがあります。
普段からの愛犬の行動を、注意深く観察するのはもちろんですが、散歩している時の歩き方を見たり、散歩後に足を洗う時に、足を触ってみて痛がらないか?嫌がらないか?を注意したり。
洗った足をドライヤーで乾かしたり、そのあとにブラッシングをしたり、マッサージをする時に体全体を触りながら異常が無いかを判断するようになりました。実際のところ、いつものように体に触れていなければ分からなかったかもしれないので、普段からのスキンシップは欠かせません。
まとめ
今回は、我が家のアイドル犬ジュエルの乳腺腫瘍について お話しさせていただきました。
不幸中の幸いで腫瘍は、悪性ではなかったので助かりましたが、確率でいううとガンの可能性は50%だそうです。それを聞いて思いました。今後メスのワンちゃんを飼うときは、1歳を迎える前に避妊手術をしてあげよう。と…
これからペットを迎え予定の方は、子供を産ませないのであれば、早めの避妊・去勢手術をお勧めします。
リスクを減らして楽しいペットライフを楽しみましょう。
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