一昔前、カード会社のCMで爆発的人気を得て、いまだに人気を誇る『チワワ』。大きなお目々の潤んだ瞳で見つめられると愛おしくなって、たくさん愛情を注ぎたくなりますよね?
しかし、甘やかしてばかりいるとチョーわがままな、手のつけられない犬に育つのはチワワとて例外ではありません。
そんな、『チワワ』のしつけ方を徹底的に解説していきます。
目次
しつけは大事!しつけ方で今後の関係が左右されます!!
ワンちゃんにとっては、飼い主さんからの愛情を注いでもらうことが何よりも幸せなことだと思います。
だって、ワンちゃんには飼い主さんしか頼る人がいませんから…。
また、一般的にワンちゃんの寿命は10歳〜16歳くらい(最近は生活環境や食事が良くなっているのでそれ以上生きるワンちゃんも多くいます)。日本人の平均寿命が80歳以上と考えると少ないですよね。
でも、先ほども申し上げましたが良い関係で、長く暮らしていくには【しつけ】も大切なコミュニケーションとなります。
しつけの基本
大切なことは、良い信頼関係を作って【主従関係】を構築することです。
ワンちゃん達は、オオカミのなごりを持っている動物ですので、上下関係を持った世界で生きています。したがって、人と暮らす上でも家族に対して主従関係で接しています。
なので、『この人の言ううことはきく』『この人の命令はきかない』といった関係の上で接します。
一度、上下関係を自分の中で決めてしまうと変えることは非常に難しいでしょう。
結論から申し上げると、しっかりとした『しつけ』をしてあげてワンちゃんのリーダーになってあげることが一番大事なことです。
チワワも例外ではありません。甘やかすことは愛情ではなく、しつけも愛情の一つと考え接してあげてください。
絶対にNGなことは?
当たり前のことですが、『しつけ』に暴力は必要ありません!絶対に叩いたりしてはいけません!!
絶対にNGなのは暴力です。
最近、ニュースにもよく出ていますが飼育放棄されたり、劣悪な環境で飼育していたブリーダーから放置されたワンちゃんの映像を見ると、過度に怯えていたり、恐怖のあまり噛みつこうとすることがありますね。
多くの場合、暴力を受けていた可能性が大きいことを表しています。
チワワは、負けん気が強い反面、非常に臆病で怖がりです。
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コツは『褒めて』『認めて』を実践!
人間でもそうですよね?仕事していて叱られて伸びるタイプの人は少ないと思います。自分も、ガミガミと言われるより、褒めて伸びるタイプです。(犬型の人間なのかも 笑)
チワワの『しつけ』も同じく、良いおこないをしたら、これ以上ない位に褒めてあげましよう。タイミングは、すぐに褒めることです。
良いことをすぐに褒める。それは、時間が経ってしまうとワンちゃんは、何に対して褒められたのか分かりません。
しつけには根気が必要
人間の子供も同じですが、ワンちゃんの『しつけ』にも時間がかかります。気長に根気よくといった気構えが必要です。
その時間も後になれば良い思い出となるでしょう。根気の後には、良い主従関係が生まれるはずです。
良いおこないを伸ばす『しつけ』悪いおこないを減らす『しつけ』
例えば、チワワにトイレの場所を覚えさせたい時には、良いおこないを伸ばす『しつけ』を行います。
また、逆にチワワがインターホンが鳴ると吠える時には、悪いおこないを減らす『しつけ』を実践します。
このように『しつけ』にも種類があります。では、解説していきます。
良いおこないを伸ばす『しつけ』
ワンちゃんには一つでも芸を覚えて欲しいですよね?そんな時は「おやつ」を用いて訓練しましょう。
例を上げると、『お手』・『待て』や『おすわり』などの一般的な芸を覚えさせるには
『お手』と言って、飼い主さんが自分の手を差し出してチワワが前足を差し出すよう促す。根気よくこれを繰り返す。
しっかりと『お手』ができた時だけおやつを与えて、大袈裟なくらい褒めてください。
これによって、この行動をすることによって①飼い主さんが喜ぶ、②おやつが貰える=自分にとってプラスなことがあると認識します。
トイレを覚えて欲しい時も、この方法です。決められて場所でトイレができた時だけおやつを与えて、大袈裟なくらい褒めてください。
注意点は、間違った場所でトイレをしてしまった場合は、何のリアクションも取らず黙って速やかに掃除をして消臭剤などでオシッコの匂いを消してください。ここで、リアクションを取らないのが重要です!
慌てて大きな声を出したりすると、チワワが勘違いをして「ここでオシッコすると飼い主さんが自分に注目してくれるぞ♫」などと判断します。
悪い行動を減らす『しつけ』
さて、今度は悪いおこないを減らす『しつけ』についてです。
先述しましたが、チワワには無駄吠えする子も見受けられます。
例えば、インターホンがなった時、来客があった時、散歩中に他の犬と遭遇した時など。
そんな時には、我が家で行ったのが大きなゴミ袋にペットボトルを何本か入れて床に投げて大きな音を出す。これを何度も繰り返し、インターホンがなって吠えると自分にとって嫌なことが起こってしまうと学習させます。
また、チワワの嫌いなニオイグッズなどを使用するのもイイですね。
家族間では『しつけ』を統一しましよう
『しつけ』は、犬を飼っている家の家族全員でおこないましょう。
何度も言いますが、犬は上下関係、主従関係で生活します。家族全員がリーダーにならないと、誰かを下に見てしまったら、その人のいううことを聞かなくなります。
なので、家族間で指示などを統一させておくことが重要です。お父さんは「おいで」、お母さんは「来て」、娘さんは「カモン」、息子さんは「来い」と全員がバラバラだとチワワが混乱して上手く覚えられません。
・褒める時も指示命令を出す時も、分かりやすく端的に
・指示の言葉は、家族間で統一
・メリハリのある声で、褒める時はトーンの高い声・叱る時はトーンの低い声
まとめ
今回は、チワワのしつけについて解説しました。
犬種によっては、この『しつけ』が当てはまらない場合もありますので、その種類によって様々です。
ただ、全てのワンちゃんに共通するのは、しつけと甘やかすのは全く違うことを覚えておいてください。
何度も言いますが、チワワは気は強いが、非常に怖がりな極端な性格な持ち主です。この性格を頭の中に置いて『しつけ』ていくことが一番大事です。
良い関係を築いてチワワとの生活を楽しんでください。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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