大切なペットは家族の一員ですよね。そんな大事な家族に万一のことが起きた時に備える保険も大事なことです。
近年、ペットの殆どが室内で飼うようになり、フードも進化して寿命が長くなり高齢化も進んでいます。長寿になることによって様々な病気も増えています。
シニアになると白内障や癌などの疾患、皮膚トラブルや、骨折やヘルニアなど手術や入院などに至ると、人間のように健康保険が無いので支払いが高額になる場合もあります。
いざと言う時に備えてペット保険に加入しておきましょう。
今回は、保険各社をご紹介しながら、ご自分のペットに合った保険を検討してください。
ペット保険は加入した方が良い?保険が大切なワケ
私は現在まで、犬を4匹(ミニチュアダックスを3匹、チワワ1匹)飼ってきました。
最初に飼った雄のミニチュアダックスは亡くなってしまいましたが、3匹は高齢ながら元気に暮らしています。
ただ、2匹目に飼った雄のミニチュアダックスが7歳の時に椎間板ヘルニアを発症しまして、歩けなくなる可能性が高いため緊急手術が必要で、すぐに手術してもらいました。術後2週間の入院も合わせ請求金額が45万円!軽四自動車が買えるほどの金額です。その子を飼った当初は保険に入っていたのですが、病気もしなかったので解約したばかりでした(汗)
これを教訓にすぐペット保険に加入しました。ただ、保険の種類によっては10歳を超えると加入できなかったりするので、当時加入できる保険が少なかったことを思い出します。
加入したその後も、メスのミニチュアダックスが乳房に腫瘍ができ切除手術をし保険でカバーできました。
そのような経験から、ペット保険は加入されることを強くお勧めします。
あなたは加入する?保険加入率は…
北欧のスエーデンでは、ペット保険加入率は50%を超え、イギリスでも25%。日本はと言うと格段に減って約8%となっています。
先ほどもお伝えしたように、加齢と共に病気や怪我のリスクも高まりますし、年齢が高いと保険自体に加入できないこともあります。人と同じですね。
保険に加入しなくても家計に負担がかからず、十分な貯蓄があるならともかく、家族の一員であるペットを長く一緒に生活できるように備えましょう。
保険に入らず、困ってペットを捨てるなどは犯罪です!
ペットの生涯にかかる金額は!?
ワンちゃんや猫ちゃんの寿命が平均で14〜15歳と伸びています。
一般社団法人ペットフード協会の調査*によると、
- 飼い犬1匹の生涯にかかるお金の総額は約200万円(平均寿命14.44歳)
- 飼い猫1匹の生涯にかかるお金の総額は約134万円(平均寿命15.03歳)
という平均データが算出されています。
*令和元年 全国犬猫飼育実態調査の「犬 飼育・給餌実態と支出」「猫 飼育・給餌実態と支出」を参照(一般社団法人ペットフード協会)
上記は1匹にかかる総額の平均です。ワンちゃん、猫ちゃんを愛するご家庭では多頭飼いをなさっていたり、子供が生まれて増えるケースもありますので備えは十分にしていた方が良いですね。(保険によっては多頭飼いの割引もあります)
年齢ごとに注意したい病気や怪我
0歳〜1歳
子犬や子猫の頃に注意したいのが骨折などのケガです。子供の頃は、元気で活発なので思わぬケガをすることがあります。
骨折の場合は手術と、およそ1週間から10日程度の入院が必要になります。また状態によってはリハビリが長期間必要な可能性も。治療費は骨折の程度によりますが、手術当日だけで検査などあわせて20万円ほどかかります。病院によっても金額は変わってきます。
猫に多いのが誤飲で、手術になることもあるため医療費はさらに高額になります。手術と入院費を合わせた医療費は32万円前後となっています。
1歳〜6歳
犬の病気として多いのは、皮膚トラブル。特に犬は猫より感染症による皮膚トラブルが多いようです。
アレルギー疾患も皮膚トラブルとして多くみられます。特定の抗原に対して過剰反応を起こします。その原因は様々で、犬アトピー性皮膚炎、食物アレルギー、ノミアレルギーなど。その中で多いのが犬アトピー性皮膚炎です。
猫に多いのが泌尿器系の病気です。他に嘔吐・結膜炎。
その体質から、膀胱炎を含む泌尿器系の病気によくかかります。
膀胱炎の治療は水分補給が重要ですが、猫はあまり水を飲みたがらない生き物なので、点滴治療を行うこともあります。
軽度の症状だと通院3日ほどで1万円前後。重度になると通院が8日ほどで、8万円近くかかることもあります。
7歳〜シニア期
動物も人間同様にシニア期から病気のリスクが格段と上がります。
犬の場合は、ガンや腎不全。猫もシニア期から腎不全にかかりやすくなります。うちの最初に飼ったミニチュアダックスも腎不全になり11歳でなくなりました。
ガンに関しては、乳腺や皮膚のしこりなどに十分注意をはらい症状を見逃さないように日々、観察しましょう。
腎不全は、水を多量に飲んだり、大量にオシッコをしたり兆候が現れるのでおかしいなと感じたら、診察してもらいましょう。
ペット保険の保証内容
ペット保険の補償内容(イヌ・ネコの場合の一例)
補償項目 | 補償内容 | 補償金額 |
---|---|---|
通院 | 病気やケガにより、通院したときのための補償 | 日額上限:5,000円、1万円、1.2万円、1.4万円など(年間限度日数:20日、22日、60日など) |
入院 | 病気やケガにより、入院したときのための補償 | 日額上限:1万円、1.2万円、1.4万円、3万円など(年間限度日数:20日、22日、30日、60日など) |
手術 | 病気やケガにより、手術したときのための補償 | 1回あたりの上限額:10万円、15万円(年間限度回数:2回など)、年間限度額50万円迄であれば回数制限なし など |
賠償責任 | 飼っているペットが他人にケガをさせたり、他人の物を壊したりし、飼い主が賠償責任を負った場合のための補償 | 1事故につき500万円迄、または1,000万円迄など(ただし、1事故につき自己負担額3,000円など) |
ペットの 葬儀費用 |
ペットが亡くなったことにより、火葬・埋葬を行った場合や、供養のために仏具を購入した場合などのための補償 | 3万円迄など |
※加入する保険会社によって補償金額は変わってきますので目安として捉えてください
保証対象外
一般的に保険に加入していても下記の項目に関しては対象外となります。
・予防接種 ・健康診断 ・去勢・避妊手術 ・ノミダニ予防薬 ・フィラリア予防薬など
早速、ペット保険を比較
↓ では、ペット保険の比較をしてみましょう! ↓
ワンちゃん・猫ちゃんペット保険の選び方
犬種・猫種で保険料が決まる。契約更新や支払い総額もチェック
最初に愛犬・愛猫の種類や大きさによって保険料が違ってきます。
保険期間は1年間が一般的です。通常は、年齢に合わせて保険料も上がります。保険の種類によっては一定期間は保険金額が据え置きになるものもありますのでシニアになっても保険料金額の負担が少ない商品を選ぶと良いでしょう。
ペット保険の加入条件を確認
ほとんどの保険には、新規加入ができる年齢に制限があります。シニア期になる7歳や10歳、12歳などペット保険会社によって上限が違いますので、ご自分のペットが加入できるか必ず確認しましょう。
更新年齢の上限が設定されていない保険がほとんどですが、中には更新年齢の上限があるかもチェックしておきましょう。
健康状態・過去の病歴などを確認
保険に加入する健康状態や病歴や過去のケガによって加入条件が設定されています。健康状態、病歴などによってはペット保険に加入できなかったり、加入できても補償に条件が付いたり、保険料が高くなることがあります。
保険が加入できないから、加入保険料が高くなるからなどで、嘘の申告は絶対にしてはいけません。支払ってきた保険料が無駄になったり、保険料が受け取れない事態になってしまいます。
補償内容を確認
ペット保険には、手術・入院を補償するものの他に、通院を含めて補償するものがあります。補償する範囲が大きくなるほど保険料も高くなります。高齢のペットになれば病気やケガになるリスクも高くなりますので、通院も含めて補償してもらうように設定したら良いでしょう。
補償割合は「70~100%」多い方が当然良い。ですが、毎月の負担額も高くなります
ペット保険は、治療費の一部を補償するタイプがほとんどです。補償の割合は一般的なのが50%・70%ですが、なかには限度額が設定されているが100%補償というタイプもあります。当然のことですが、補償が高い保険の場合は保険料も高くなります。
膝蓋骨脱臼や歯科治療は対象になるか?チェック
チワワなど小型犬は、膝蓋骨脱臼(しっがいこつだっきゅう)という膝関節の脱臼を起こしやすいのですが、この病気の場合は補償の対象外になっている保険も多くあります。
歯科治療が対象外となる保険も多くあります。歯石除去などの治療は対象外だが、歯周病等の治療は補償される保険もありますので確認しておきましょう。
先にもあげましたが、予防接種や去勢・避妊手術など病気やケガにあたらないものは補償されないので覚えておきましょう。
万が一に備えて特約加入
ペットが人をケガさせたり、物品を壊したりするかもしれないので賠償責任特約を付けられる保険もあります。ただし、ご自身で火災保険や自動車保険などで賠償責任特約に加入していて補償内容が重複する場合もありますので確認をしましょう。
また、大切なペットも亡くなってお別れをする時がきます。その最期を見送る時に仮装や埋葬の費用を上限付きで負担してくれるのが「火葬費用特約(セレモニー特約)」です。
ネット割引・多頭飼い割引を活用
インターネットから申込みするとネット割引が適用されたり、2匹・3匹と複数のペットを加入すると多頭飼い割引などの「割引サービス」が受けられるので是非、活用しましょう。
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