ほとんどの犬は、大型・小型問わず運動やストレス発散のために散歩が必要です。愛する家族と散歩する時間は楽しく大切な時間ですね。
そんな楽しい時間をマナーを守って、もっと素晴らしいひとときにしましよう。
この記事では、持ち物など必要なものなどをお話ししていきます。
目次
愛犬と楽しいお散歩、マナーや持ち物・グッズ
散歩に出る前に
初めて犬を迎えたら、一緒に散歩したくなりますよね?でも、生まれて間も無い赤ちゃんの頃にペットショップやブリーダーさんから家に連れてきても、すぐに散歩は行けません。(保護犬などを譲渡された場合は施設の方に確認してください。)
まずは1週間ほど自宅に慣れさせましょう。
子犬は免疫力をつけるためにワクチン接種をします。基本的に生後2ヶ月程で最初のワクチン接種。3ヶ月目で2回目、4ヶ月目で3回目のワクチンを打ち、2週間ほど経って、お散歩デビューします。まず、このワクチンを接種するのをお忘れなく。
ワンちゃんの様子が元気そうだったら、では…。ちょっとその前に!
準備なしでは散歩に行けません。お家で、オシッコ・ウンチが出来る子でしたら良いですが、犬は外でも用を足します。それを放置していくのは、マナー違反です。飼い主さんの責任としてモラルを持って散歩しましょう。
まずは、最低限 必要なグッズを揃えましょう。
犬には年に一度予防注射やワクチン接種も必要です。毎月与える薬など こちらをどうぞ
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マナーグッズ
①ウンチ袋
ウンチを入れて持ち帰る袋です。うちでは、Amazonで定期購入しています。100枚入りのお徳用で774円、2019年現在。これは、ポリバックの中に紙バックが入っていて、手を汚さずウンチを拾え、紙バックはそのままトイレに流せます。とても便利なお散歩グッズですね。
②スプレーボトル
犬は、皮膚呼吸ができないため口をあけてハァハァしながら体温調整するのですが、暑い日や走ったりすると喉が乾きます。途中で水分補給させましょう。
また、オシッコをそのままにするのは、気持ちがよく無いので、水をスプレーします。これは、ノズルがボトルの底まで届くようになっているので、スプレーボトルの中の水を最後まで使い切れます。考えた人すごい!
③ご褒美用のおやつ
散歩中の『待て』などを上手にできた時に与える物です。おやつを貰えたら、次も上手に出来るようにしようと、ワンちゃんの覚えも早まりますね。
④水飲み用ボトル
夏場など場合によっては水を飲ませて熱中症を予防しましょう。こまめに水分補給しましょう。
⑤リード、首輪、ハーネス、ネームタグ
散歩の必需品、これを忘れてはいけませんね。ノーリードは、飼い主さんとしてマナー違反ですよ。できれば、愛するワンちゃんにはマイクロチップを装着させて、迷子になった時に備えましょう。
⑥防寒着
犬種によっては、冬に服を着させないといけない場合もあります。防寒対策をして楽しい冬場のお散歩を♬
さぁ、お散歩デビューだ!
ワクチンも3回接種して、2週間ほど免疫力を付ける期間に、地面を歩かせるのではなく外の雰囲気を慣れさせるためにも、抱っこしたり、カートに乗せて少しの時間 外出しましょう。
屋外は、家では見たことの無いものが目に入ったり、聞いたことの無い音が耳に入ります。また、外の匂いもありますね。車のエンジン音やクラクション。工事現場の音、虫の声、鳥の鳴き声。地面を歩かせる前に、十分に慣らせておくと良いと思います。
免疫力が付いたら、ようやく地面を一緒に歩かせます。最初は、愛犬のペースに合わせ短い距離から始めてください。
散歩する時間や時間帯
散歩時間の目安 小型犬は30分ほど、中型犬は30〜60分、大型犬は1時間〜
(犬種によって異なります)
散歩の時間帯 夏場 午前は7時前まで、午後は5時以降 (日中は熱中症に注意)
冬場 午前8時〜午後6時くらいまで
散歩の時もしつけ中
楽しい散歩の時間も、しつけをしましょう。
・リードを引っ張って先に行こうとする。
幼い頃は興味津々で、ついつい興奮気味でリードを引っ張って、飼い主さんよりも前に出て行こうとします。このままでは、成長するにつれ自分がリーダーだと勘違いしていきます。リーダーウォークで改善しましょう。
まずは、犬が おすわりした時に、犬の首から飼い主さんの腰くらいまでの長さにリードを持って歩きましょう。
リードを引っ張るようでしたら、一度飼い主さんが立ち止まってください。向かう方向を変えて歩きます。左右、Uターンなどいろいろ変えてください。
しばらくしたら、また歩き出す。リードを引っ張って前を行こうとしたら、立ち止まる。これを繰り返していくと、自分が前を行くのはいけないんだ、ご主人と歩調を合わせなければ。と学習していくでしょう。
・散歩中に他の犬を連れた方と遭遇
幼い頃から他の人や犬と、コミュニケーションをとるのは、社会性を身につける意味でも良いことです。できるだけ多くの人や犬と触れ合わせてあげてください。しかし、安易に近づけて犬同士がケンカをし、ケガをしても大変ですので、リードをしっかり持って近づき、犬が怯えていたり、攻撃的に唸るようでしたら無理せず、近づかない方が懸命です。立ち止まって、やり過ごせるスペースがあったら隠れたり、スペースがない場合は後ろを振り返って視線を反らせましょう。
待てが出来るようでしたら、こちらが待って何事もなくいったら、おやつを与えるのも良いでしょう。
子供にも注意が必要です。子供は急な動きをしたり、無理に触ったり撫でたりして犬が嫌がり、吠えたり噛んだりする事故も想定してください。うちのジュエルは、子供が苦手なので子供がいたら散歩コースを変えたりして接触を避けています。
・猫が行こうとする先にいた場合
私の家の近所は、猫が多いのでリードをしっかりと持って反対側を通るようにしています。また、子猫を連れている母猫は、危害を加えられないかと攻撃態勢に入るので、コースを変えたりします。
・拾い食いは注意!
好奇心旺盛な犬や、好き嫌い無く何でも食べてしまう犬は注意が必要です。道には、食べ残した物が落ちていたり、腐敗したもの、菌に犯されているかもしれないもの、犬の体に有害な物が落ちています。
先日、まだ暑い日でしたので、陽が落ちて暗くなってから散歩に出たら、暗くて分からなかったのですが、放し飼いの猫にあげるために置かれたエサをビリーが食べてしまいました。すぐに気づきましたが、エサとは言え、猫のエサと犬の食べて良いエサとでは、内容が違いますのでダメです。こんなことのないように飼い主さんも注意が必要ですし、愛犬にも拾い食いしないよう しつけした方が良いでしょう。
散歩から帰って
我が家では、散歩から帰って洗面台にお湯を張って、足やお尻をシャンプーで洗い、タオルで拭いてからドライヤーで乾かします。そのあと、ブラッシングやマッサージ。定期的に肉球にクリームをつけたりしてケアします。
毎日のお散歩のあと、毎日ケアしながら体調チェックすれば病気も早期発見できますね。
まとめ
今回は、愛犬との散歩についてお伝えしました。
まず、お分りいただけたと思いますが、最初はワクチンを接種し、免疫力がついたらお散歩デビューです。散歩にも危険もありますし、今後トラブルにならないように注意しながら、楽しい愛犬とのお散歩を楽しみましょう。
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